演目忘れましたが、Bプログラムだったと思います。踊ってる人のつき あいでいきました。新作なのか再演物なのかよくわかりませんが、全体 的に古風というかモダンな感じがしないというかでしたが、個人のうご きはよかったと思います。 バレエは観客に怪しい人が多くて楽しい。
毎週月・火曜日公演でロングランしてます。ロックミュージカルだそう です。最前列に座ったんですが唾や汗は飛んでくるし、ダンスの時には 手足があたりそうだし、非常につかれました。 2人(?)の天使が人間を幸せにしなければならなくなったので、1人 の若者が芸能人として成功するのを助けます。若者はプロダクションの 社長秘書(愛人)のことが好きでややこしくなります。たいした話しで はないけどスピードあふれる展開でよいと思います。 2、3人いいキャ ラクタがいます。
金曜日の夜にしては空席が目立ったような気がします。ホテルの1室を 場面とする2人芝居の2本立てです。 1本目は離婚した元夫婦の話しで、元夫が演歌歌手になった元妻の所へ 金を借りにきます。夫はさえない男で妻は必死に追い返すのですが、隣 の部屋に有名俳優が泊まっていること夫が見つけると、共謀して妻と俳 優のスキャンダル写真をでっちあげることを企みます。妻も歌が今一つ 売れなくて話題が欲しいところだったのです。企みは失敗しますが何と なく夫婦はよりを戻します。 2本目は初めてベッドシーンを演じる女優(仁藤優子)が相手役の俳優 の宿泊している部屋へ練習をしにくる話しです。はじめはちゃんと練習 するのですが、だんだん変な話しをするようになって暗転とともに喘ぎ 声があがり終ります。会話は結構いいとおもうんですけど。 全体的に去年にくらべると演技の質が落ちたような気がします。役者は ちがう人ですが演出は同じですからもう少しなんとかして欲しかったで す。特に舞台上の雰囲気が中途半端でした。スリリングな展開なのに空 気が生温いというか、無駄なセリフがあったり、言葉がたりなかったり したような気がします。生ピアノもあまりうまく使ってなかったです。
ブラックジャックは英国情報部(MI6)がらみの話しで、銃弾のかけ らが頭にあることでMI6をやめた元エージェントがコンピュータに侵 入して入手した情報をもとにブックメーカー(賭け屋)になるのですが マフィアの手に落ち、ブラックジャックとブックメーカーの元の恋人で ある女性エージェントが助けだし、不可能といわれていた弾丸の摘出手 術をおこなうというすじです。 動きの激しい演出なんですけど、きめるべきところをきめてないという かいつのまにか終っていまったという感じです。 レビュー火の鳥は手塚漫画のキャラクタがぞろぞろ出てきて、懐かしで した。 6月の星組の渋い和物の後なので軽く感じてしまうのはしかたなしか。
日曜の昼だったせいかすいてました。昔上演したのと同じタイトルで、 中身は全然違うそうです。女装とか気持ち悪いですが、話しはとても よかったと思います。 とある劇団が10年前に上演した「今は亡き王女のための」という作 品を再演することになったのですが、10年前には公演終了後に主役 が自殺したりしたイワクつきの作品だったのです。童話の眠り姫を元 にした話しで、王子が童話とは違う展開に悩む話しです。 現代と10年前と20年前を重ねあわせて劇団員と演出人と関わり合 った人々の、考えていたことや事件の本質をあきらかにしていきます。 ストーリーの基本アイデアは今年上半期ベスト3にあげてもいいとお もいます。芝居としての出来は別ですが。
六本木ということもあり外人さんも来てましたが、内容はとても書け ません。
千秋楽でしたが1割くらい空いていたような気がします。かぎりなく アドリブに近い芝居をしてました。話しとしては2つの話しがあり、 同じ役者で10分くらいづつで切替えて演じられます。1つは惑星探 検隊が未知の惑星で探検をしていくのですが、つまらないことをした 人から1人づつ消えていってしまいます。もう1つの話しは1人住ま いの男の所にいろいろな署名を欲しがる連中が訪ねてくる話しです。 どちらも内容らしい内容はないので、展開は忘れてしまいましたが それほど面白くなかったような気がします。 昨年の「ヒロインは彼女の笑顔を消費する」がかなり面白かったので ちょっと期待はずれでした。
5月の「ヘッダガブラー」は最前列で舞台全体が見れなくて、目の前 に来た役者のみを見ていた(反対側の客席にいた羽野晶紀ばかり見て いたともいえる)ので個々の演技のみがよかったとしかいえなかった のですが、今回は後ろだったので舞台全体を見渡すことができ、あら ためて緻密な演劇に感心してしまいました。非常につかれますが。 また秋にあるので内容は軽くふれるだけにしておきます。2人の娘を 持つ医者の再婚相手となったエリーダは、娘とはもちろん次第に夫と もうまくいかなくなります。そこへ昔の恋人である船員が訪ねて来て 一緒に船に乗ってどこかへ行こうと誘います。悩んだすえにエリーダ は夫に離婚をせまり、昔の恋人との待ち合わせ場所にでかけます。 結末は秘密です。心理的によくわからなかったのは長女が元家庭教師 の求婚に対しいやがっていたのが、突然OKしてしまう瞬間ですね。
声を使った8つのパフォーマンスです。開場してから開演までもやっ てましたから9つといってもいいかも。 うけがよかったのはスライドで映写したグラフにしたがって声を上下 強弱させ、何人もの声を重ねていくもの。あとシンセサイザーの音と 一緒に人間をただの1音源化させた演奏とかよかったです。中には意 図のわからないものもありましたが、アイデアに富んでいて楽しかっ たです。 原サチコの表現力はすごい。
今回はスカーレット編ということで最初の結婚前からバトラーとの別れ までの長期間にわたる話しでした。この日の役はスカーレットに一路真 輝、バトラーに轟悠、アシュレに高嶺ふぶきでした。月組の時ほどの力 強さはありませんが、スカーレットの心情がわかりやすい良い舞台でし た。馬車がセコいのは何とかして欲しいですが。 一路真輝が劇場から帰るところを見ていたのですが、近くでみると結構 背が高いような気がします。
飛龍伝シリーズは始めて見ました。つかこうへいの芝居で6000円は 高いですが、人数多く使ってますからしかたなしですか。 主役の石田ひかりですが、初舞台ですからあんなもんかという気もしま すが、役を演じるところまではいってないですね。声も立ち上がりが遅 いというか、伝わるまでのタイムラグを感じてしまいます。 一応おおまかなストーリーを書いておくと、四国から上京して東大に入 った神林美智子(石田)は学生運動に誘われ、誘った学生とつきあいは じめます。しかし全学連幹部から気にいられた美智子は委員長にさせら れます。機動隊に押されがちな学生たちは美智子を機動隊の隊長(筧) のところへ送り込み情報を流させることにしました。2人の仲はうまく いくのですが11.26 議事堂前決戦の日は近づき2人は決然と別れ、それ ぞれの戦いへ向かっていくのでした。 つかこうへいの話しはどこかでおかしな論理が入っていて、それを拒絶 するか、受け入れるかで、好き嫌いがわかれるような気がしますね。私 はある意味わりきって、好きですが。 それにしても石田ひかりの歌はなんとかならないものか。
ラッパ屋と花組芝居を中心とする寄せ集め公演です。課長とOLがいわ ゆる不倫旅行で温泉にやってきます。そこにOLの高校時代の同級生の 男が居合わせ、旅行に来たことを後悔しはじめます。それぞれが露天風 呂に入っていると武士や若い娘の幽霊があらわれ争いを始めます。武士 なんかは歌舞伎風でいかにも花組らしいところですが、やることめちゃ くちゃで笑っちゃいます。そのうち旅館の女将や板前も幽霊であること がわかりドタバタしますが、自分が誰だかわからない幽霊が実は課長の おくさんで留守中に事故で死んでしまい、事故の相手がOLが昔好きだ った男だったという結末です。 セットとか良くできたいたけど内容的にはいまひとつだったような気が します。
急に予定変更して劇場にかけつたので開演時間ぎりぎりとなり、最前の 桟敷になってしまいました。まあ早めにいっても最前列が多いんですが。 どこか外国のダウンタウンに自殺志願のサラリーマンが迷い込むのです が荷物はかっぱらわれるし、自殺用に持ってきた薬は別の自殺志願の男 に飲まれてしまい、ゴロツキ連中に自分を殺してくれるよう頼みます。 しかしその日はボスの誕生日で、街出身の人気歌手が帰ってきたりして 次々と騒ぎがおこり死ねないまま街に馴染んでいくという話です。それ ほど見所はないのですが、長縄を2本使った縄跳びはうまかったです。 ダウンタウンの話は大きな劇場だと面白いかもしれないけど、小劇場だ とギャップを笑えないです。 (4劇団共通招待券をこなすのは大変です)
会話で語れること、パソコン通信で語れること、紙に書いて語れること、 それぞれのコミュニケーションの限界、「サイコ・ダイブ」による意識 下への侵入、「ごあいさつ」にもあったようにテーマはコミュニケーシ ョンだと思います。人と人とがわかりあうには、何が必要か。曖昧さは 排除できるのか。笑っちゃうストーリーの中にもいろいろ考えさせられ ることがありますね。 見てない人のために軽くストーリーを。登場人物の住む東京(我々の住 む所とはパラレルワールドにある)では日本政府軍と民間反抗勢力が敵 対し、政府軍の連中は組織壊滅のために活動するのだが、ある日反抗勢 力のアイドルであるキャンディーと、謎の自殺防止屋とともに地下室に とじこめられる。一時休戦し、最近多くのネットワークに出回っている キャンディーのHソフトや「スナフキンの手紙」と呼ばれる文書の謎に ついて考える。人の意識を読みとることのできる「サイコ・ダイバー」 である軍の研究員がオオムになって!?調べた結果、個人的にBBSを 主催する軍の部下1の仕業であることがわかった。地下室を脱出するた めに、パソコン通信で助けをもとめるが、援軍がくるか敵がくるかわか らない状態で、軍の長官を含めみんなが実は反政府組織に入っているこ とがわかり、助かるためにはサイキックパワーで脱出するしかないこと を悟り、7人は輪となり。。。。結末は秘密です。 おもしろいかどうかは別にして、登場人物や団体、社会背景とかのアイ デア量の多さはさすがです。私なんかは最近では宴会芸の1つもうかび ませんから。 「スナフキンの手紙」の元となったシルクロードを行き来するノートの 話しは良かったですが、前世の話しとかもっと内容があってもよかった とおもいます。
あんまり期待してなかったのですが、思っていたよりしっかりした内容 演技でした。少しシェークスピア物のような演出がされてます。前にロ ンドンで公演された脚本を元にしたようです。休憩はさんで2時間40 分くらいの長さですがなかだるみも感じられませんでした。 美女(ビューティー)はあの小田茜で、生で見ても奇麗ですね。スタイ ル的には少しポッチャリしてるようですが、目がキラキラでした。はじ めの1時間は登場せず、出てきてすぐに休憩になってしまいましたが、 後半はほとんど出ずっぱりで、野獣の求婚を狂乱して拒むところから、 ついには家族の反対を押しきって野獣の元へおもむく展開をなかなかの 熱演でした。ビューティーの本当の母親である妖精は戸川京子が演じて いてこれもよかったです。強いて不満を言えば「音楽劇」としてあるの ですが、オリジナル曲があるわけでもなさそうで、ピアノ演奏は効果音 程度の役割しかしてませんでした。 千秋楽なのに空席が結構あって、ちょっと可哀想でした。小田茜には後 先考えないファンとかいないのなかな。
さる方面の義理で買ったチケットだったんですが、子供の劇は好きに なれません。千秋楽でしたが、おりたたみ椅子席までいっぱいで、ジ ャニーズのアイドルも見に来るし、客席のテンションの高さは異様で した。 少年達が夏休みの最後の日に、列車にひかれた家出少年の死体を探し に出かけるんですが、値打ちある絵が死体と共にあることを知った不 良グループと争いになります。最後は少年達が家から持ち出した拳銃 で不良たちに勝ち、探検は終ります。ある作家(渡辺裕之)の20年 前の回想としてシーンはすすんでいくんですが、作家の独白で語られ る場面で切れ切れの感があります。それなりにうまく出来た劇ではあ りますが、楽しめない劇でした。
7〜8割の入りでした。天草四郎時貞と藩主の戦いの話しですが、神 の教えに従って生きることのみを考える四郎と、幕府からのキリシタ ン弾圧命令という現実問題に苦しむ藩主との対比がうまくつくられて いてなかなかよかったです。それぞれの出生の秘密とかのつくり話し っぽいところもありましたが、チャンバラもうまかったし、神様の演 技がいまいちだったのを除けば上出来だったと思います。
これは1人で出かけて大失敗でした。7時に開場して8時30分から 40分間くらいダンスパフォーマンスがあったんですが、あとは暇で 困ってしまいました。でもパフォーマンスは非常によかった。
なんとか最前列中央に座ったんですが脚が伸ばせなくてものすごく 辛かったです。標準収容人数の2倍以上入っていたと思います。 月蝕歌劇団の1986年旗揚げ作品である「女神ワルキューレ海底 行」は2度目の再演ですが、私は初めて見ました。 昭和19年女子挺身隊は秘密作戦にかりだされるが作戦の目的は隊 長(野口員代)だけしか知らず、隊員が不審な殺され方をされたり して謎は深まる。建造された潜水艦は実はタイムマシーンで隊長は 過去に戻り父親の恋愛をうまくいかせようとしたのだった。しかし 女神ワルキューレ(高野美由紀)の妨害にあい、自らが父親と結ば れてしまうというパラドックス落ちとなる。 世間的にはセーラー服マニアのためのアナクロ劇団と見られている フシもありますが、アンダーグランドな気分を味あわせてくれる貴 重な存在だと思います。血糊を観客まで飛ばす演出をするところっ て他にはあんまりないですよね。
ギンガ堂はこれまでわりあい広い劇場が多かったから、今回スズナ リにしておもいっきり不気味な芝居をするかと思ったら、他の人も 書いていたように以外とあっさりしたものでした。夢野久作、本名 杉山直樹と父親の関係をもとに、ドグラマグラ執筆の背景を事実と 作り話しをおりまぜつつ劇化したものです。小説家そのものを扱っ たためにファンタジー性がおさえられ、ドグラマグラに関心の無い 人にとってはどうでもいい芝居ではなかったと思います。廃嫡され て病院へ入れられてから、和解するまでの経過が??? これまでアルジャーノンに花束をとか24人のビリーミリガンとか の心理小説をもとにした作品がよかっただけに、期待はずれを感じ た人も少なくないでしょう。私はやたらと奇麗な舞台だった「フェ イク」が印象に残ってます。
今回も最前列中央付近に座って足腰の痛みと戦いながらの観劇です。 血糊よけビニールは無し。もちろんギュウギュウ詰めです。昨年も 見たんですが、昨年は場所が悪くてさっぱりわからなかったんで今 回見てようやく少しわかったような気がします。セットの雰囲気と かは昨年とかなりちがったようです。 この作品は寺山修司作なんですが、途中からストーリーがわかりま せん。遊女山吹は次次と男をだまし結婚をエサに男達に母親を捨て させます。親孝行な若者山太郎も山吹と結婚したいがため母親を捨 て夫婦になりますが、山吹は山太郎に体を許さず他の男と遊び続け ます。山太郎は次第におかしくなり、よく分からない展開になって いきます。他の登場人物からも親子関係についての話しだと思うの ですが、本質的な所が理解できません。私の理解力の無さはさてお き、役者が若いせいか人間の内面的恐怖とか作れてないように感じ ます。山太郎の母親の役を万有引力の海津義孝がやったんですが無 理っぽいし、三上寛もギターをひきつつ歌ったんですが、ストーリ ーには関係なかったように思います。 「女神ワルキューレ海底行」のほうが、この劇団にはあっていると 思います。寺山物を上演しようとする意欲は評価できますが。 #もはや野口員代が看板かな。
「邪宗門」のあとハシゴしました。シアターグリーンのフェスティ バル物は安い(4つ見て2300円)んでか、律義な友人が多いの か人はよく入ってます。 この劇は大正時代の東京の話しで、化けもの(妖怪)と甘粕大尉の 戦いに芥川龍之介がまきこまれるという話しです。ノスタルジック な話しではありますが、役者のアクが弱いせいかそれほど面白くあ りませんでした。必要以上に走りまわりすぎとも感じました。 セットはなかなか良くできてました。
怪盗古田新太丞(古田新太)一味、南国阿国(羽野晶紀)、天草四 郎の娘(高田聖子)と謎の侍(いのうえひでのり)が書き付けを奪 い合いながら東海道をのぼる(西へいく)旅をするというドタバタ です。客が2/3ほどしか入ってなくて、前半は盛り上がりに欠け たんですが、大衆演劇風な演出に観客がついていけないせいもあり ました。後半は活劇らしくなってお約束のギャグもでてきて受けも よくなりました。古田が途中で死んでまた生き返るという無茶苦茶 な展開もメチャクチャな話しに拍車をかけていてなかなかでした。 最終日の40分カーテンコールは何をやったんだろう。 古田らは12月の野田秀樹「虎」に出演予定。どうなるんだ。
4劇団通しの招待券の最後。新作「クラウン」の予定が作者病気のため 「街が見る夢」の再演になったそうです。この劇団は始めて見るけど役 者は他で見たことあるような気がします。 いくつかの話しを集めた内容で、美容整形病院の話しとか、小学校の転 校生の話しとか、一貫性はないんですが男女4人ずつで面白くつくられ ています。カラフルな箱を組み合わせて作ったステージで気持ちいい抽 象度でまとめられています。最近見た非ストーリー性演劇の中ではかな り上のランクかなと思います。 チャンスがあればメジャーになりそうな気がするんですけど。
女子中高生が団体で来るんでぎゅうぎゅうです。当日券で最後のほうに 入場したのですが、なぜか最前列中央の桟敷席になりラッキーでした。 おじさんら(柄本、ベンガル)なしの若手2本立てです。 竹内銃一郎作演出の「眠レ巴里」は借金取りにおわれている姉妹が知人 の留守アパートに隠れているのですが、2人でパリに旅行に来ているご っこ遊びをする話しです。部屋の主が帰ってくると姉妹は飢え死にして いるのですが、最後まで状況は明らかにされず、変なパリ旅行に観客も 引き込まれてしまい、なんともよくできた芝居です。あちこち面白いん ではなく、最後にガツーンとやられた感じでプロの技です。 東京乾電池作の「満月ノ夜」は小さな町のダンスパーティをめぐって、 一組のカップルが結婚観の違いから別れてしまう話しです。こちらは笑 える場面の多い作品ですが、特別どうということはないです。
主役の白河直子が初日のラストシーンで宙吊りから転落し、翌日から 内容、キャストを一部変更しての上演だそうです。回復をお祈りしま す。基本的にはモダンバレエなんですが、バレエの持つエロティック な面を素直に表現したというか、古典の新解釈というかとらえかたは さまざまでしょう。やはり事故のせいか動きがいまひとつで4月の公 演のほうが出来が良かったです。つきあってもらった踊りをやってる 人が結構面白かったといってくれているのが救いです。
これは劇というよりはダンス公演です。演出がZAZOUSの鈴木勝秀、振
付けが川崎悦子。構成的にもダンスでもそれほど目新しいことはなか
ったのですが、動きは良かったと思います。伊藤ヨタロウの不思議な
歌もなかなかだったけど、黙々と踊る松下由樹がよかったです。最初
のソロダンスが緊張感が高くて、このまま90分やられたら観客がも
たない気がしましたがECNA-Dの走り回りで、場がなごんでストーリー
に入っていきました。ダウンタウンのカフェバーのアルバイトである
松下由樹がプロダクションの社長の目にかないスターになり、男と別
れたり、また戻ったりという話しですが、セリフはほとんど無しです。
松下由樹のダンスは後半になってもしっかり止まれてますから、日頃
から並々ならぬ鍛え方をしてるんでしょう。
終演後の周囲の感想も分かれていたようです。演劇を期待していた人
にはとんでもない内容だったでしょう。私は中途半端にストレートプ
レイとダンスを混ぜるよりは、どちらか一方をとことんこだわる方が
好きなので、かなり満足しました。
#帰ったら2時間ミステリー「OL3人〜」に松下由樹が出ていて、
生でみてもテレビでみても体形がほぼ同じなのには感心した。
東京都がスポンサーってことか、招待券できている客ばかり(私も含 めて)でした。2階の端の席だったんで、ダンサー個々の動きはあま りよくわからなかったんですが、表現したいことがはっきりしていて、 わかりやすかったように感じます。 吊り下げたライトを使ったデュエットとか楽しかったです。日本人の 女性ダンサーも1人いて、アクロバチックな動きとかよかったですが、 変拍子が踊れてないですね。
エールの残照はアイルランドの独立運動にまきこまれた青年貴族 (天海祐希)の話です。結構渋くていい話だと思うけど宝塚には 向かないストーリーのような気がします。ポイントは過激組織の 女性隊員(麻乃佳世)が革命の理想のもとに生きる隊長(久世星 佳)とイギリス軍から隊員たちをかばい性急な活動を諌めるイギ リス人貴族(天海)の2人の男に対して揺れ動く心情を表現でき るかどうかだと思います。天海の方はもちまえの懐の広さだけで よしって感じですか。 TAKARAZUKAオーレは海外公演をテーマにしたレビュー ですがたまにはあんなのもいいでしょう。
休憩無しの2時間45分はなかなか辛いものがありましたが、時 々ものすごく笑えました。ストーリーの本筋はそれほど面白いと は思えませんでした。それに何がナンセンスだったのでしょう。
芝居よりもHIGHLEG JESUS総代河原雅彦講演「演劇を斬る94」
ー青年よ、先ず髪を伸ばせ!ーを聞くために出かけたのですが。
まず短編芝居は前回の方がおもしろかったです。小技のギャグは
いくつかいいのもありましたが、空振りが多かったような気がし
ます。
講演内容ですが、パンクブーム以降誰もがギターを持てばミュー
ジシャンになれるように、小劇場ブームから誰もが芝居をうてる
ようになった。考えも持たずに芝居の体裁だけ整えた物が多い。
そして多くの演劇公演が目的を失っている。また演劇が音楽や映
画ほどに社会的に認められていないのは権威が存在しないからで
ある。演劇評論家で映画評論家ほどに著名な人はいない。という
ような内容でした。
私も最近、目的が感じられない、ただアイデア勝負だけの公演が
小劇場に多いような気がします。
俵万智の2作目です。演出家の脚色が多そうなんでどこまでが俵 の書いた物かわかりにくいのですが、今回もその場で笑って(泣 いて)おしまいって感じです。私を含めて世間はもっと違うもの を期待してるんだけど、そう「サラダ記念日」の感性と選び抜か れた言葉からなる台詞です。 1人のカメラマン(西稟太郎)を2人の女が取り合う三角関係の 話です。仁藤優子と鈴木聖子なんですが、鈴木聖子の方が子供を たてに妻の座を勝ち取ったちょっと悪っぽい役で、仁藤優子が苦 労知らずのお人よしな恋人役です。結末はちょっと悲しいですが、 鈴木聖子の性格の演じ分けがなかなか楽しめます。仁藤優子もピ カレスクホテルの時より芝居らしくなっています。
演劇について、演劇創作について考える人の教材的対象の観があ る山の手ですが、今回は清水と柳岡をはずして集団創作の純度を 高めたらしいですが、ハイパーコラージュなる手法に変えたため に観客の方がついていけない(何をどう見れば、考えればよいか 解らなくなってしまった)ような気がしました。少なくともここ のは役者の演技に見入ったり、ストーリーの巧みさを観賞するよ うな舞台ではないし。。。 すでに書いてる人がいましたが「Mr.ローファ」というSF的 な話の芝居が行われている横でストーリーには全然関係ないダン スや意味不明なやりとりがされていて「Mr.ローファ」の理解 を(意図的に)妨げます。最後もうやむやで、10回くらい見な いと安田氏のねらいはわかんないかもしれません。 コーラっぽい?とは感じなかった。恐竜の模型は借り物らしいけ どよくできてましたね。
エウリピデス原作のギリシャの昔話です。メデイア(原サチ コ)の夫がメデイアを捨ててコリントス王の娘と結婚しよう とします。喧嘩になるのですが、子供をお互いが引き取るこ を譲りません。ある日メデイアは突然夫の言い分を認めるふ りをして子供を殺して逃げてしまうというような話です。 前回の実験公演でやった声による効果法を積極的に使うよう な記事が何かにあったので芝居としてはどうかとおもってい たのですが、演技を制限するような事はなくて原サチコの迫 力を存分に楽しめました。どこがいいかは見てもらわないと どうしようもないのですが機会があったら一度見てみてくだ さい。
割引券につられて出かけてしまいました。結成20周年記念 公演だそうです。ロックミュージカルですが、だいたいHR でHMではないです。(デーモン小暮みたいなコスチューム も1名ありましたが) ピーターパンとティンカーベルとあとは目茶苦茶な登場人物 の話で、結構ストーリーがたくさんあります。率直なところ もっとストーリーは手抜きしても、音楽やダンスを良くして 欲しいです。役者の歌や動きが悪いということではなくて、 楽曲や振付けの問題です。 クールな盗賊を演じていた嶋村寛とかいいキャラクタだと思 います。
紫苑ゆうのサヨナラ公演です。すでに大劇場公演のテレビ放 送を見ていたのですが、あらためて劇場で見るとうれしくな ってしまいます。「カサノヴァ・夢のかたみ」はオペラ風の 歌曲を入れた芝居で、プレイボーイのカサノヴァとルイ15 世の寵妃ポンパドゥールの実在しなかったロマンスと、秘密 結社フリーメーソンとの戦いの話です。フリーメーソンのや ることはかなり荒唐無稽に書かれていますが、全体的には上 品な作品になっています。 「ラ・カンタータ」は過去の作品の場面を取り入れた、大人 好みのレビューです。個人的に白城あやかのダンスはすきな ので、よく見てしまうのですが、この日は調子が今一つだっ たような気がします。
あまり外国翻訳物は好きではないのですが、キャストにひか れて見にいきました。けど客の入りは6〜7割程度でした。 いわゆるホモホモ、AIDS物ですが、シリアスでもあり、 コメディでもあり不思議な作品です。ユダヤ人とモルモン教 徒とプロテスタントとか、当時のレーガン政権の事情とか背 景の知識があったほうが理解しやすいかもしれませんが、1 人で複数の役をやってることに注意すれば、それほど早いテ ンポでもないしついてゆけます。しかしちょっと翻訳に難が あるような気がします。今年1部の再演もあるのでストーリ ーは書きませんが、出演者の顔ぶれをみるとアメリカでのオ リジナルキャストより芝居としての出来が良いんではないか とも思えるんですが、オリジナル見た方いらっしゃたら感想 をお聞かせください。 小須田康人(第三舞台)が高橋和也(元男闘呼組)とゲイの カップルなんだけどやたらと若い。
野田秀樹の芝居は台詞が多くて、劇場で1回見ただけでは台 詞の二重三重の意味が理解できないというなさけない私です。 そのうちテレビ放送してくれないかな。 国性爺合戦なるものは近松の浄瑠璃で、清によって滅ぼされ 明の遺臣が日本に渡り、清に対して戦いをおこすが、江戸幕 府は介入せず清を倒すにはいたらなかったという実話を元に します。野田秀樹の国性爺合戦は、「虎が煙草を吸っていた 昔」というように古い時代に舞台を移し、征服された王朝の 姫とよく似た娘、さらに大臣とその息子が主要人物です。だ から表面的には全然別物の話しになってると思います。よく 出来た芝居で1万円の価値はあったと思いますが、感激して 夜眠れなくなるほどのものでもなかったです。 遊びのネタに使ったのは、靴、イレズミ、人物名とかですか。 巨大な虎が。。。まぬけすぎる。 1つ質問ですが、殺されてしまう姫をやっていたのは(大竹 しのぶがオナカとして舞台上にいるとき)高田聖子ですか?