サブタイトルが多いですが載せておきます。
「月蝕歌劇団旗揚げ8周年記念公演 少年・少女のための飛行術入門
翼なき人力飛行機 --ドラエモンを知らない子供たち--」
主な登場人物は、リリエンタール(墜落して死んだ男)、ライト兄弟、ホー
キンス博士といったの実在した人物。アルプスの少女ハイジ、シズカちゃん、
スネオなどの有名キャラ。一応のびたも出ますがすぐに死んでしまいます。
あと重要なのはマイナスという名の悪魔。宣伝チラシに書いてあった配役と
はちがいますね。
リリエンタール(海津義孝)は墜落して死んでしまいますが、歴史に名を残
すのが自分でなく、ライト兄弟であることを知りマイナス(高野美由紀)と
契約して甦ります。そしてライト兄弟の邪魔をしはじめます。兄ウィルバー
ライト(吉見絹)はタイムマシンで現代に送られてしまいます。このとき
左腕のみ弟オービル・ライトにつかまれていたために失ってしまいます。ウ
ィルバーは現代でホーキンス博士の協力を得て、翼のない人力飛行機をつく
ります。一方アメリカ留学から帰ったスネオ(佐野みかげ)は、OLになっ
たシズカ(金井麻里子)をモノにすべく接近します。シズカの働く出版社の
社長がリリエンタールでOLがマイナスなんですが、この会社の場面は笑え
ました。途中省略で、のびたとジャイアンが殺されてしまい、スネオは記憶
から消されたはずのドラエモンを思いだします。スネオは自分にとってのド
ラエモンを得るためにマイナスと契約します。ライト兄弟とホーキンス博士
組VSリリエンタールとマイナス組の戦いとなるわけですが、マイナスはホ
ーキンスを殺すかわりにハイジ(野口員代)を殺すようにリリエンタールに
迫りますが、最近流行?のおじさんの少女恋愛のために殺すことができずま
せん。
このめちゃくちゃな話しの結末がどうなったかは秘密にしておきますが、そ
れほど期待するほどのものでもないのです。
演技力では万有引力の海津が他の役者とレベルの違いを見せていました。
開演直前に1列目と2列目の人にビニールシートがわたされ、「血糊が飛び
ますからうまくよけてください。」と言われ、スーツでくるんぢゃなかった
と後悔しましたが、あっ来るなというシーンがわかったので服への被害は避
けられました。いちごの匂いがする血糊でした。
手話入りミュージカルなるものですが、ミュージカルも子役がでるのも好き でない私がなぜはるばる葛飾まで出掛けてしまったのだろうか。自殺志願の 女子高生が昭和20年に連れていかれ、結核で死んでいった少女を見て生き る勇気をとりもどすという話しです。 以下単に一つの演劇公演として見た感想です。原作は著者が戦時中にあった ことを書いただけと思う(読んでないけど)。自殺志願の女子高生と妖精? の方は創作でしょが、何か構成上バランスがよくない。戦時中の場面はよく できています。それに主役の女の子がうますぎる。死んでしまうところでは 泣けてしまいます。女性ダンサー4人もかなりうまいです。 楽しませればよい物とちがって、作るほうも大変でしょうね。 女子高生役の西邑理香、もう少し修行の必要あり。
あまりチケット購入に力を入れなかったので2階の最後列になってしまい、 ステージがきれいだったとしかいいようがないんですが。。。 見たまま感じたままでよいのかもしれませんが、野田秀樹である以上、スト ーリーにしろ道具類にしろ台詞にしろ意図を考えてみたくなります。まずは アパレル(死語か?)業界を投影材料として使ったのはなぜでしょうか。プ ログラムの頭に日本を離れていた1年でかわったものはJリーグだけだった と書いていますが、ブランド系ファッションに対する関心がここまで低くな っている事を知ってか知らずか、題材としてはタイムリーであったか疑問で す。 しかし演出はすばらしかったです。真中が谷になったステージで全員がゆっ くりと出てきて、NHKの取材番組風の音楽が流れ、大きな舞台空間を感じさ せます。その後はしばらく配役でのストーリー展開になりますが、同じ場面 が2度つかわれたり、人間とロウ人形のダブルワールドでのやりとりなど、 凝ったつくりです。でも3時間は長かった。 台詞に関しては好不評わかれるところかもしれません。『ろう』『きる』 『あさ』などの言葉を多様に使い、かなりのテンポで多量の台詞が使われま す。最後列でもよく聞こえてました。羽野晶紀も結構普通のテンポで喋った ものです。 演技とかは遠くてよくわからなかったんですが、テムジン(堤 名前忘れた) のさっぱりした演技もよかったですが、テムジンの息子(野田秀樹)がよか ったとおもいます。冗談でなく。手足の動きのキレは1番だったんではない でしょうか。
小劇場派の私としては、どうしても観たいってこともなかったので、一番 安い席です。秋の公演のときに行こうとおもったら売り切れだったので、 発売初日にとりあえず買ってしまいました。2階の最後列でしたが、そん なに遠くないです。2月公演の初日だったためか浅利慶太も来ていたよう です。(となりのお姉さんたちが話してました) 初演が89年の赤川次郎原作のミュージカルです。もちろん初演は見てま せんが、プログラムの写真によると少しセットもかわっているようです。 振付けが加藤敬二になりましたから、ダンスもかわってるかもしれません。 主人公の女の子が幽霊の女の子と1日だけ入れ替わって、死後の世界へ行 き危うく地獄行きとなるところをなんとか切り抜け、元に戻るべき時に母 親に会いにいった死んだ女の子が可哀想になって、このままでいいとかい いだしますが、結局は元にもどって幽霊の女の子は昇天していってしまう という、赤川ものにありがちな話しです。 オープニングはステッキを持った男がカーテンが少し開いたところから出 てくるという許し難い安易なはじまりかたです。前半がダンス中心で、後 半が歌中心の構成です。ダンスはチラシ等にも載ってる、遊園地のシーン がよいでしょう。でも満足のできないダンスシーンもいくつかあります。 結論としては上質のお子様ミュージカルと言ってしまいます。
開場1時間前に行ってすでに127番でしたが、4列目の中央に座れまし た。例によって開場と同時に始まってるんですが、動きはなく椅子に座っ てるだけだったので後の方で入場してもさほど問題はなかったと思います。 新作ですが87年の『劇底二万哩』の青春版と書かれてます。 久しぶりに全然理解できない演劇でした。頭痛がするくらい解りません。 素直に受け入れられるのはダンスシーンくらいです。中頃の時計をモチー フした長いダンスシーンは見所だと思います。 暗転を挟んで多くのシーンが演じられますが、つながりは全く不明です。 一番理解に苦しむのは剣道の防具をつけた連中のやりとりです。 #大雪の降った12日も結構人が入っていたようです。
客入りは200人強ってところでしょうか。最初の場面が飼育係のロッカー 室で舞台の前の方3mくらい使っただけで、せりふもたらたらしていて、な んて素人ぽい芝居だと多少ムッとしてしまいました。飼育係というのはイル カやクジラの飼育係で、仕事内容とかは細かいこともあつかってましたから 取材したんでしょう。暗転してロッカー室のセットがかたずけられ、海中か 森林の中のような風景になります。ここで同じ役者が抽象的なストーリーを 展開します。人の意識を食べる怪物があばれまわり(実際には怪物は演じら れない)逃げるのですが1人ずつ食べられてしまいます。 何回かイルカの場面と逃げる場面が入れ替わって、ついには1人を残して食 べられてしまい、イルカも芸を忘れてショウが失敗します。このあたりで主 題である「パワー」を扱った台詞がでてくるのですが、ちょっとあっさりし すぎでしょう。 本はとても良いと思います。でもあの大きさのステージで女性5人(あと台 詞なしで1人出ます)というのはキツイです。もっと人数をかけて、濃い演 技をつくれる演出家をつかった方がよいと思います。イルリップは初めて観 ましたが役者はなかなかいいキャラクタを持ってると思います。
ぴあのプレゼントで当たったのでただ見です。開場時刻には5人くらいしか 並んでなくて最前列に座れました。開演時刻には9割以上埋まっていたよう です。 主人公の作家がセツナというものについて考えます。その例としていくつか のシーンが演じられます。1シーン目は男女のダンサーの恋愛の話しですが、 よく踊りました。これだけはシリアスな雰囲気です。2シーン目は茶道の家 元のところにホステスの女の子が押しかけて来てドタバタになります1話目 との落差が激しく、どちらがこの劇団の本来のカラーなんでしょうか。 以下いくつかのシーンがあって、最期に作家の妻が自殺してしまい、作家は これまで売れっ子として見失っていた本当に書きたかったことを思いだしま す。 しかしスケバンの衣装が長いスカートというのが、時代を感じさせる。
これもいただいたのでただ見です。入場順はすごく後だったのですが、前の 方の座布団席が空いてたので、近くで見れました。足が痛くなるのはしかた なし。観客は150人くらいでしょうか。 わらぶき屋根の家の縁台がセットになっていて、かなり本格的に作ってあり ます。女の子と真っ白に顔を塗った男2人が叫ぶように会話を始めます。な んとなく寺山っぽい雰囲気です。(寺山見たわけでもないのに勝手なことを 言ってるだけです)演出か事故かわからないですが、縁台で暴れた男の足が 障子にあたってデカデカと穴を開けてしまいました。後ろから紙を貼って塞 いだので、おそらく事故だったのでしょう。前半は作家がかなり力をいれて 書いたと思われます。かなり緻密に台詞が組み立てられています。しかし。。 途中からはお笑い色が強くなり、へへへって感じです。ジュースを履いて現 れたシーンでこけて瓶が散らばるという事故発生。せまい舞台であれだけ速 い動作をしているとアクシデントは何か起こるでしょうね。結局前半の難し い内容が結末への布石になっていたかというと、そうでもなさそう。不思議 で不自然で不条理な展開と、へへへっていう笑いに引き込まれる雰囲気を楽 しめばよいのではないでしょうか。 少年王者館は名古屋の劇団ですが、東京には無くなってしまった何かを感じ ます。冷めた演技がなくて見ていて気持ちいいです。
もろもろと用があって、ようやく最後の回にいきました。観客は250人位 だったとおもいます。流山児祥は他へ出ているということで、塩野谷正幸が 初演出でした。塩野谷さんは出演はしませんでした。 近親ソウカンで生まれた兄妹が宮内庁御用達の香水をめぐって騒動を巻き起 こすという話しです。濃い場面が多かったのでストーリーは薄れてしまって ます。オープニングは出演者がゆっくりと中央に集まり、セリからカルメン が現れるんですが、ここは賑やかに始めるべきだと私は思いました。妹カル メンをやってた青木砂織さんはダンスは特筆するほどではなかったですが、 爽やかな演技がよかったです。きれいなオープニングだったのですが、その 後は子供には見せられない内容です。終ってからも周囲の人からはきつかっ たの声が多かったです。一部、生つばものです たぶん2時間におさめるために削ったせいだと思うのですが、後半ストーリ ー的にはすかすかになってしまったように感じました。きれいに作ってある ところはとてもきれいなのですが、同時にメチャックチャも入ってくるとい うスゴイものでした。1人1人の1回の台詞が長いのが結構気にいりました。 後半の充実をはかっての再演を期待したいです。 衣装のズボンがみんな赤く汚れているんで、これはまた血の雨が降るかかと 危ぶまれましたが、客席への被害はありませんでした。 でっかい壁を立てて舞台を半分くらいのサイズにしてました。どこの公演も あの広い舞台には苦労しているようです。
初日にいったのですが、開場時間になってもリハが終らないとかいって15分 ほど開場が遅れました。どうなるか心配ではありましたが、10分遅れで開演 しました。観客数は200強でしょう。 原作「アルジャーノンに花束を」はかなり有名な話しらしいのですが、読んだ ことないのでこの公演が原作に沿ったものかどうか不明です。この劇のストー リーは十分におもしろかったと思います。知能障害の青年が手術によって賢く なるのですが、手術は完全なものでなく最後はまた知能が低下してしまいます。 この青年の心理描写がメインですが、教授や助手など周囲の人の行動も笑える 中にも考えさせられることがあります。助手(途中で助教授になる)が死んで しまうところのやりとり、あと教室での授業のシーンがよかったです。 小電球をたくさん使った星空のセットもきれいでした。 一緒に行った人は、星のワッペンについての解決がないといって怒ってます。
昨年11月の星組以来2回目の宝塚です。1階のレ列だったのですが、前回 の2階よりはずっと近く感じました。雨にもかかわらず満員です。 『ブルボンの封印』はルイ14世が実は双子でイギリスに預けられた兄が自 分の身の上を知り、ごたごたに巻き込まれていくという話しです。全体的に テンションが低くあまりよい出来ではなかったような気がします。周囲の声 によるとヒロインの姉妹(マノーとマリエール)のなりゆきが原作と逆にな っていたとのことです。着替えが多過ぎて誰が誰かわからなくなってきます。 『コートダジュール』は良かったです。フランスから振付け師を呼んでつく っただけのことはあります。50人以上の群舞も壮観でした。男女が混じっ た群舞ではあれだけそろっては出来ないでしょう。もちろんソロもよかった です。あの大人数ラインダンスの迫力は劇場で生で見ないとわかんないです。 トップの一路真輝はスケールの大きさはあまり感じないけれど、アクのない 爽快な持ち味がよいです。 あと両方の出し物を通じて絵が良かったです。『ブルボン。。』のオープニ ングの聖堂の中の絵、『コート。。』のイラスト風の街の風景とか欲しくな ります。20m×10m以上はありそうだけど。 3/24にTVKで『コート。。』をテレビ放送してました。当日は気がつ かなかったのですが『Crazy for you』のナンバーが使われてました。
500人のホールがほぼ満員でした。ストーリーはないけど人気はあります ね。なんとか最前列で見ました。 頭に白と黒の何かを付けて出てきましたが、後ろの方で見た方は何か分かり ましたか。そうあれは台所用洗剤のプラボトルです。ステージのオブジェク トとしても使われてました。もちろん意味不明です。(誰かの記事にママレ モンの化石だと書いてありましたね) 私が一番よかったのは収容所の場面でした。ラージAがなんなのかいまだに わかりませんが。 清水宏のすごい汗、柳岡香里のおこったような喋り方、味がありますね。
日曜の夜でしたが、ほぼ満員でした。神田川沿いの古いアパートにまつわる 恐い話しですが、どちらかというと寒さで震えが来ました。 ごあいさつに書いてありましたが、スズナリは昔はアパートで劇場になって もしばらくは住人が残っていたとか書いてありましたが、ドアを開けると本 当にすぐ外で、あらためて小さいことがわかちゃいますね。 とりこわしま近のアパートに「神田川の妻」の影があるといって取材がきま す。橋の上に靴を並べて置いてくるおまじないや、昔あった吃音教室の話し とかが出てくるのですが、最後のほうで過激派の女の子が爆弾をつくってい たことがわかり、兄と元恋人まで訪ねてきます。これといってすごい結末で はないのですが、アンダーグラウンドな雰囲気がとっても良かったです。現 代の東京での話しなので、背景に関する予備知識は必要なく、時間と場所も 小さく扱われていたこともあって、とてもわかりやすいストーリーでした。 後半のベテラン勢の渋い演技がよかったです。
さすがロングランするだけあって価値あるステージです。2階の前のほうと か空席もありましたが(2階なのにS席というやつでしょうか)あれだけ観 客が入るのですから多くの人が認めているんでしょう。 音楽や歌もそこそこ良いんですが、なんといってもダンスでしょう。ステッ プも一見どこにでもありそうなステップですが、微妙にすごいですね。足首 の使い方にコツがあると思うのですが、ひと味違います。少々難をいえば群 舞で動きのキレにばらつきがあるくらいでしょうか。 やはり加藤敬二でみたいな。
300人くらいの入りでした。転位21は初めてでしたが、描写演劇として の完成度の高さにびっくりしました。みようによっては能に近いかもしれな い。 テーブルと椅子だけが置かれた舞台で、4人だけの芝居です。息子を殺した 両親と息子の友人とその彼女が登場人物です。友人と彼女が尋ねてきて両親 とのやりとりをするだけなのですが、両親を非難する友人と、自分たちは悪 くないと自らにいい聞かせている(思いこんでいるのかもしれない)両親は 結局わかりあえずに終ってしまいます。尾崎豊の死とか新興宗教とか世相を いれこんだ展開にはなってますが、人間の心理というか苦悩というか内面を 深く堀下げてます。父親が息子を殺す場面を話そうとすると、友人の彼女が 「やめて」と止めるのが、観終った時点では不自然に感じたけど、今考える と正しいと思う。つまりストーリーや台詞において欠点がないのでは。 息使いの1つ1つまで演出されてます。照明も単色なのですが完璧と言って いいライトワークだと思います。 客席の静まりかたがすごかった。物音1つしない。
招待券が当たったのでただ見です。劇場探しまわりました。100人弱 の入りでしょう。男5人、女5人で娯楽を探求するサークルみたいのが あるのですが、主人公の女の子はいつもつまらないとぼやいてます。 ショートコント風にメンバーがいろんな「楽しみ」について表現します。 こまかい内容を言っても、このNGにはこれを観た人はいないでしょうが。 私は詩人のが良かったと思うのですがあまりうけなかったようです。 1人の男が主人公の女の子に惚れるのですが、鈍感でわかってもらえな かったりのやりとりも面白いです。最後の方で主人公の女の子がみんな を招待してカレーをごちそうします。パーティー用オードブル皿に山盛 りのカレーライスが本当に出てきておいしそうでした。とにかく話しは かなりしっかりしていて、なかなかよかったと思います。主人公の女の 子、田中葉月とう名前でしたがかなり良いキャラクタです。
りりぱっとは2回目です。超満員、桟敷の2列目に座ったのですが、あ とからあとから詰め込まれて、見動きできない状態でした。後半は尻が 痛くて早く終ることのみを願ってました。 最前列の客に刀が当たるのではないかというくらいのアクションシーン の連続で、ギャグも面白かったし、まあ良しということです。竹輪は残 念ながら1本しか取れませんでした。ストレス解消に良し。
葉書を出したら当たったので、またしてもただ見です。フランスで小さ な小屋で演じられている幻想劇が元らしいのですが、コクーンでやるだ けあって、凝ったステージがつくられていました。砂漠の中のキャバレ ーに彗星を見るためにやってきた、大統領夫妻と大統領から海を買おう としている大使夫妻、キャバレーの主人とダンサーが過ごす不可思議な 1夜を、場所がキャバレーですから歌や踊り交えて描きます。プログラ ムにはミュージカルではないと書いてありますが、歌や踊りもかなり楽 しめました。休憩なしで2時間20分はきつかったです。 ひさびさにオシャレなものを観てしまった。
プロジェクトナビは始めて見たのですが、この作品はハズレと言ってし まいます。子供には解らないお子様劇とでもいいましょうか。姉妹が吹 雪の中で道に迷ってキツネの学校へ来て、キツネの宿題発表を見たり、 博士の特別講義を聞いたりするのですが、宿題発表は一応笑えます。劇 団青い鳥のパロディなんかわかるかって感じです。どうも衣装に大きな 問題があるような気がします。 姉が妹にくどく「だまされるんぢゃねえぞ」というのと、突然「ここで 暗転です」といってから暗くなるのは、なんとなく笑えます。
午前中の用事がおしてしまったので、駅までタクシーをとばしてなんとか 開演に間に合わせました。朝昼食抜きです。 初演の方は見てないんで、何がどう変わったかわかりませんが、古風な芝 居でした。いなかの村の高校の同級生が卒業してからの10年間を祭を中 心に描いています。主人公の女の子は東京に出て人気歌手になり、成功を おさめてしまったことにより、これから何をすればよいか分からなくなっ てしまいます。一方主人公を好きな男は村に残って、じいさん、ばあさん 相手の劇団を続けますがゆきづまり状態になり、解散を決意します。 人が集まらないことから祭も今年限りということになり、主人公の歌手に 出演依頼をしますが、同じ日東京ドームで5万人コンサートが予定されて ました。結末は内緒です。 主人公の女の子の出来で決まってしまう芝居です。”出来てる”マネージ ャーに、他の男との温泉旅行の手配をさせ、仕事はすっぽかすしでメチャ クチャな事をしているのですが、時々弱気になったりで上げ下げの激しい 役です。かなりいい線いってると思います。 1時間25分くらいでした。またそのうち直して再演するでしょう。
この日の当日券は39枚しかなかったのですが、なんとか32番でセーフ。
マクベスを上演する舞台そでが場面で、舞台監督を中心とするスタッフの
ドタバタとした話しです。佐藤B作演じるところの老俳優が倒れそうな状
態で舞台に立ち、スタッフがあの手この手で終演まで持たせるんですが、
実際にやったら笑っちゃうようなできごとが次々と起こります。役で一番
笑えるのは書いた脚本がほとんど変えられてしまってうろたえる作家でし
ょう。
秋の公演を最期に事実上の解散は残念です。30年後に『リア王』をやる
っていうのはなかなか洒落たジョークだとおもいますが。
#先日BSで録画放送してましたが、2度見ても笑える。
不条理古典とか出てましたが、そんなに古い作品ではないですよね。19
53年にパリで初演ですから。GWに「ベスト オブ ベケット1」(白水
社)を買って読み始めたのですが、なかなか進まない。でも本として「ゴ
ドーを待ちながら」は非常におもしろい。戯曲でありながらあのおもしろ
さを舞台上に表現するのは非常に難しいと思う。
今回の鴻上さんの演出上の最大のポイントはウラジミルとエストラゴンに
女優を使ったことだと思う。悲壮感はたぶん男が演じた方がでるような気
がするが、型にはまるのをいやがったという所でしょうか。
次々と脈絡のないことを喋る、行動するエストラゴンが役としては一番難
しいと思うのですが、わざと不条理をアピールしないようにつくっていた
としたら良い演技だったと思います。
日本人は特に理路整然としていることが好きだから、観客みんな独自な(
勝手な)解釈をしたんでしょうね。
#不条理の定義論争はなしね。私としては10人中8人くらいが価値基準
または理性に反していると感じることだと考えてますが。
3日連続はきつい。ストーリーは映画とほぼ一緒です。とある女子高の創 立記念日に演劇部がチェーホフの「櫻の園」をやるのですが、部員が万引 きで補導されて中止になるかもしれないといって騒ぎが起きるのですが、 なんとかお許しが出て上演が始まるところまでが話しです。 役者の数が多いので出入りが多く淡々と展開するので、映画を見てない人 (劇場に来ている中にはほとんどいないでしょうが)はついていけないか もしれません。映画の方が同じ時間の中に入る情報量は多いですから、演 劇として何を売りにするかをもうすこし明確にしてもよいと思います。オ ーディションで集めた女の子たちがどれだけ新鮮に演じるかということに 終ってしまっては、最近はやりの大人数アイドルグループと同じように個 人の力を数の力でごまかしてしまうことになりかねないので、女の友情と か学校への反抗心とか表現したい気持ちが演技にできるところまでやって ほしいものです。部長はかなりよかったです。 最後の方で部長と主役を演じる女の子が2人で写真をとる場面があります が、リモコンシャッターという文明の利器はいいかもしれない。セルフタ イマーでは間ができてしまいそうだし。(映画では寄せ引きがあるからバ ツの悪い間はつくらないですんでしまう) バイオリンとピアノが生演奏というのはよかったです。
これはジーザス・クライストが奇跡を起こす人から最期はりつけになるま での話しをロックオペラで2時間休憩なしでぶっとばしです。大劇場で休 憩なしは珍しいです。ストーリーとか台詞に関してはキリスト教の基礎知 識もない私が説明するのもはばかれるので、ジーザスとユダの歌がよかっ たことのみにとどめます。 修学旅行の中学生うるさい。でも特に観たいわけでもないのに連れてこら れた生徒は可哀想です。
招待券が当たったので始めて見にいきました。初日開場時間前にいったら 外で電話機らしきものを作ってる(直してる)し、開場時刻になっても開 かないしどうなることかとおもったのですが、話しはとても面白かったで す。乱暴で金使いの荒い夫と遺産持ちの妻はけんかばかりしてますが、夫 の双子の弟をつかって離婚手続きをしようとすることからゴタゴタがはじ まります。2転3転して遺産どろぼうはつかまってしまいます。 セットなど問題はあるけど楽しい公演でした。
演目が1本なので重いかなと思っていたのですが、そこそこ重いながらも楽 しめました。1幕の最後にバトラー(天海祐希)が南軍に志願して戦地に向 かうのですが休憩時間には女性客の多く(ということは観客の多く)が目を 赤くしておりました。私はこの話しは詳しくないんで、バトラーとスカーレ ットのどちらが主人公なのか知らないんですが、スカーレットを2人(麻乃 佳世と真琴つばさ)が同時に演じるというのが今回の特色のようです。それ ぞれ見せ場があって、けっこうのめりこんでしまいます。近々BSで4/19 に収録したのを放送するようです。
「ヴェニスの商人」を江戸時代の長崎を場面にし、オペラ形式(風)にリメ イクしたものです。おっちゃん達がハイテンポで歌いながらやるんですが、 やはりどうしても落ち着いた演技になってしまって、劇場通い過ぎの私には ちょっと退屈でした。芝居としての台詞のやりとりの妙も歌い散らしてしま ったような、かといってプロの声楽家でないですから歌だけで満足できるわ けでもないし、オペラにしろミュージカルにしろよほど音楽を良くつくらな い限り音楽劇は成功作にはなりえないかもしれません。
これはダンスです。表現の自由と言ってしまえばそれまでですが。
始めて観ます。フリーゲントK/飛ぶ教室改め赤艶スキャンダルだそううです。 不覚にも開演時間を勘違いして10分遅れ。政治家のやりかたに我慢できない 自衛隊員たちが反乱を起こそうというのと、反乱を潰す密命を帯びた隊長の葛 藤をほとんどギャグの連発で展開します。つかこうへい作品をやってきた劇団 だそうで、この作品もスタイルとしてはつかこうへい的です。最後の方はシリ アスにもりあげます。役者も良いキャラクターがそろってます。 東東京のノリなんでしょう。好き好きだとはおもいますが深層よりも直接的な 感情をあつかったものが好みの方は気にいると思います。 結構年配のお客さんも多かったです。
3回目だったと思います。またしても重要な役を客演の役者がやっていてこの 劇団大丈夫かと心配になるのですが。開場時刻にはガラガラなのに開演時刻に はほとんど埋まるのも摩可不思議。 神と悪魔が未来に人間として生まれ代わり戦う話しです。悪魔は架空の女王ヒ ミコの帝国をつくり世界征服をたくらみますが、神は自分が神であることに気 がつかないままに新人類「ネオ」をつくります。 ドタバタの後、悪魔は滅びめでたしめでたしになります。空想活劇にしては各 所において発想が飛躍不足。
観客の中に役者や物書きみたいのが多くて、劇場内は緊張した雰囲気。美しく 気性の激しいヘッダ・ガブラーは歴史学者と結婚しますが、退屈でたまらない 日々をおくっています。以前ヘッダが好意を持っていた男、夫の仕事上のライ バルでもあるのですが、が町にもどってきて再会します。その男の書いた本は 大評判になり、夫に確実とされていた教授のイスが危うくなるのですが、のん き者の夫は争うつもりはありません。 そのうちにパーティーの帰りにライバルの男が落した原稿を夫が拾ってきます。 うちひしがれた男がヘッダの所へくるのですが、原稿を返さずに「美しく死ん で。」と言いピストルを渡します。原稿も燃やしてしまい、不敵に笑うヘッダ ですが、男が情婦のところで下腹部を撃ったと聞くと、落胆して自らは頭を撃 ち抜き自殺します。 ヘッダ役の佐藤オリエが非常にキメの細かい、苛立ちや悪意の演技をします。 しかし女心はわからんものです。500人クラスの劇場でやってもよさそうで すが、小さい劇場で細かい所まで見れるというのもうれしいです。ピストルを 2度近くで撃たれてびっくり。年配の客も多いから心臓に悪いかも。
ブッディストホールは始めていきました。この劇団も始めてです。自殺した少 女がさんずの川で魂の案内人とあうという始まりで、「うっ、これは布教活動 か。」ともおもったのですが、後になってくるとだんだん笑える内容になって きました。 よくわからないのがダンスシーン。「さんずでダンス」とかいって踊っていて そのうち「チャールズ・バークレイはサンズでダンク。」とか誰も笑わないこ とをいいだします。 少女といっても高校生なんですが、つきあっていた大学生の男が別にOLとも つきあっているのを知ってがっくりしている時に衝動的に飛び降りてしまいま す。死んだ高校生の魂は猫になってOLの所へいくのですが、火事の際閉じ込 められてまた死んでしまいます。火事のショックで今度はOLが飛び降り自殺 を図りますが助かります。大学生の男も事故で死ぬことはわかっているのです が魂の案内人が助けてしまいます。 なんとなく、ハッピーエンドのような結末なのですが、ここまでシンプルだと、 これもまたよしって気になります。
3つの3人芝居(1つは4人出てくるですが)を15分ずつ位で交替でやって ます。舞台も3分割されてセットがつくられています。 1つ目の話は小さなアパートの一室。女、引越し後のゴミのかたずけをしてい る。この部屋の住人(男)はその女の部屋へくることになっている。そこへ共 通の友人(女)が手伝いにくる。手伝いに来た友人は3人分の寿司の出前をた のもうとするが、チラシ(広告)とチラシ(寿司)が電話で要領を得ない。は じめからいた女がいらないと言い張るので出前ことわる。どうもケンカをした らしい。 2つ目の話はマンションの一室。男が恋人の部屋を尋ねて来たところ、シャワ ーをあびているようなので勝手にビールを出して飲む。しかし風呂場からでて きたのは気の弱そうな男。女も帰ってきて問いつめると、高校時代の部の先輩 でコーヒーをこぼしたためらしい。男は別れ話しのつもりで来たのに調子が狂 う。とりあえず借りていた金を返す。洗濯物の乾燥や買物のためにめいめい出 てゆく。 3つ目の話しはビルの一室。結婚間近な男女が先輩夫婦からタキシードとドレ スをゆずってもらうために待ち合わせる。トイレから女の声。先輩のおくさん らしいけどドアがこわれて出られない。先輩が来て3人で飲みものを買いに行 く。先輩のおくさんが出てきて、若い男女が手土産にもってきた「ひよこ」を 食べ、いくつかつかんで出ていく。 また1の場面。男が荷物をもって帰ってくる。手伝いの女が問いつめると、猫 アレルギーで隣で飼ってる猫が我慢できないらしい。要領を得ない寿司屋から チラシ寿司1つが出前される。手伝いの女は男に、はじめに登場した女のとこ ろへ戻るように説得するが男は聞きいれない。どうも同棲は冗談で言い出した ことであった。この2人もケンカになる。男寿司を返しにいくといって飛び出 す。 疲れたので途中ですがやめときます。ちょっと笑えるけど日常的すぎるかなと いう感想です。やたら寿司がでてくる内容でした。
現代1994年にはタイムマシンがあって秋葉原でも売っているのですが、 「絶対に使用するな。」と注意書きがしてあるそうな。とある高校生の女の 子(松野有里巳)は好きな先生(手塚とおる)が学校をやめてバンドマンに なってベルギーにいってしまうのを聞いて、タイムマシンを使用してしまい ます。1979年にやって来たのですが、タイムマシンは中の人間だけ飛ば して本体は動かないので戻ることができないのです。 運良く大学生の先生を見つけ、福岡から出てきた女の子(宮前真樹)と発明 家の娘(今井佐知子)とともに先生のバンドのマネージャーになります。 このバンド「ドリームズ カム ホーム」はすでに大ヒットするとわかってい る曲を発表するために大成功します。YMOは「ライディーン」の発表直前 に「元祖ライディーン」というよく似た曲を発表されてしまい、さらに「君 に胸キュン」までパクられて細野(西村雅彦)は血管切れて入院してしまい ます。松野の記憶が不確かなため曲もなんとなく変なんですが。 年末のライブで口パクの先生(手塚)と他のメンバーの対立が深刻になり、 メンバーはやめてしまい、宮前も福岡へ帰ることになりバラバラになるので すが、発明家がすでにタイムマシンを持っていることがわかり松野は94年 にもどることができました。 プログラムに書いてあったことによれば、企画時にテクノとタイムマシンと アイドルとサンシャインボーイズを集めてやったらどうなるかというところ から出発したらしいのですが、よせ集めのギコチナサが結構いい味になって いて単純に楽しめました。ラストへの持っていき方や引越しのあいさつの伏 線はよかったとおもいます。 実は6/5の千秋楽も行ったのですが、終演後作演出のケラのメッセージが 配られて「1979、1994、2009」と題してこれまでの15年、そ して15年後への思いが綴られています。ちょっと懐かしくて恥ずかしい 1979年への思いだけでなく、未来から見た94年というものを考えた話 しだったんですね。
藤沢周平の「蝉しぐれ」を原作とする若き日の唄は忘れじは、私としては初
めてみる日本物です。父親が無実の罪で切腹となった若侍(紫苑ゆう)と隣
家の娘(白城あやか)は別れ別れとなりますが、藩主の側室となった娘は正
室から命を狙われ国へもどり、若侍が守って戦うというものです。それほど
派手さはないですが、紫苑の怒鳴るときのしゃべり方がけっこう好きだった
りするので楽しめました。
ジャンプオリエントはダンスレビューですが、バビロニアからだんだん東に
むかって国々をめぐるイメージになってます。とにかくゴージャスです。
#開演前に劇場内がざわざわしてみんなグラスで何か見ているので何事かと
思ったら、SMAPの木村拓哉が観にきていました。バレバレになっても
中休みで帰らない根性は褒めてあげましょう。
チラシに他の劇は面白くないけど、これだけは自信があるとか書いてあっ たので衝動的にでかけてしまいました。再演だそうです。初日でしたが満 員でかなり立ち見客もいました。 浪人男2人がアパートを借りますが、風呂もトイレもありません。年上の 男が怒りだしますが、下の部屋の女の子が床の穴からあらわれその場はお さまり住むことになります。女の子が歴史の勉強にと「ベルサイユのバラ」 をくれるのですが、読まずに押し入れに放りこむと太めのオスカルが現れ ます。マリーアントワネットを探しに来たといって居候になります。マリ ーやデスラー総統、紫式部とか怪しげな連中が次々と現れ居候となります。 そのうちもう1人のオスカル(実はジャコバン派の変装)がマリーを連れ 戻しに来てチャンバラになります。チャンバラシーンはかなり練習してあ って見ごたえあります。 下の部屋の女の子は実は幽霊で年上の浪人男を好きだったことがわかり、 男は彼女のことを思い出します。 偽オスカルは撃退されるのですが、マリーアントワネットは自らの将来を 知りながら元の時代へ帰ってゆきます。どたばたなんですがラストは結構 泣けるかもしれない。でも私の要求するコメディやパロディの洗練さには 遠いように感じてます。 役の中ではアンドレが気に入りました。オスカルのくどい演技もいい。
招待券でただみです。イス席がちょうど埋まったところで入場したので桟
敷の最前列に座ってしまいました。見動きできないくらい詰めこまれたの
は久ぶりです。開演10分前くらいから漫才風の前説があって「技」の説
明やウチワの配布がありました。冷房がほとんどきかず本当に暑かった。
地球征服をねらう死ね死ねブラック団と死ね死ねブラック団を乗っ取ろう
とする悪魔一味の戦いを大筋とする、ナンセンスコントです。ギャグその
ものはかなりうけていたけど、もっとナンセンスを極めて欲しいですね。
印象に残ってる「技」はバーバーヘッド、昔床屋さんにあったヘアスタイ
ルのモデル首をひもで引っ張るだけなんですが、あまりのバカバカしさに
結構笑えます。
PART2へつづく